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高濃度ビタミンC療法
高濃度ビタミンC点滴療法とは
高濃度ビタミンC点滴療法は、主にアメリカで研究が進められている治療法です。抗酸化作用による細胞のがん化防止、免疫機能の増強など、さまざまな効果が期待できる治療法です。
用法・用量
少量より投与し、徐々に増量します。25gより開始しています。
抗腫瘍効果のためには、50g~70gの投与が必要とされています。頻度は、週1~2回が望ましいです。
主な効果
手術後の再発予防、転移抑制などの抗腫瘍効果があります。また抗がん剤の副作用の緩和などの効果も期待できます。
主な効能
- 抗腫瘍効果(手術後の再発予防、転移抑制)
- 抗がん剤の副作用の緩和
- 免疫力向上(リンパ球の活性化)
- コラーゲン増殖(がん細胞を取り巻き、転移を抑制させる)
- 腫瘍血管新生阻害作用
- QOL(生活の質)の改善
以上の効果が期待できます。これらの効果は点滴の回数と頻度に比例すると言われています。
主な副反応
副作用は極めて少ないですが、点滴を刺した部分の痛み、頭痛などの症状が起こる可能性ありますが、点滴速度の調整によって改善できるものです。点滴後、一時的に口渇感が出現し、尿意が頻回になることがあります。
投与できない方
- 腎不全、心不全の方
- G6PD酵素欠損症の方(血液検査で調べます)
特徴
- 耐性ができません。
- がん種は問いません。
- 抗がん剤、免疫療法など他の治療との併用可能です。
内服のビタミンCも処方していますので、ご希望の方はおっしゃってください。
マイヤーズカクテル
米国のジョン・マイヤーズ医師が考案し、アラン・ゲイビー医師により米国中に広まりました。各種ビタミンやミネラルを配合し、20~30分で点滴をするものです。
感冒症候群、慢性疲労症候群、アレルギー性鼻炎など各種疾患に効果が期待できます。